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よかことしよう会代表者挨拶

“病気や障害でつらい思いをしている子どもたちやそのご家族のために何か力になりたい”という思いで、佐賀大学病院で子どもたちの診療にかかわる有志が集まって立ち上げたのが、「よかことしよう会」です。病気で入院中の子どもたちのご家族のための宿泊施設”ファミリーハウス“をつくるための活動を中心に行っていますが、子どもたちがうける検査や処置の不安を軽減するためのプレパレーションの素材づくりなど、いろんなことに取り組んでいきたいと思っています。数人の有志ではじめた会ですが、会の趣旨に賛同してくださる方々にご入会いただき少しずつ支援の輪が広がってきています。”地域の子どもたちのために何かよかことをしよう“という善意の輪を皆さんと一緒に大きく広げていきたいと思います。

よかことしよう会定款>>

よかことしよう会代表 松尾 宗明

小児病棟に遠方からの患者さんが入院されるたびに、「大変だろうな」という思いがあり、病棟スタッフと「佐賀にもファミリーハウスがあったらいいね」というような話は以前からよくしていました。何とかその思いを実現させるために病棟有志が集まって「よかことしよう会」という形で活動を始めたのはつい2年前のことでした。当初は予想される資金の調達のあてもなく、開設まで何年かかるかわからない状態でしたが、メンバーの皆さんの熱意と頑張り、たくさんの方々のご支援と幸運にも恵まれ、このたび予想以上に早く「ファミリーハウス佐賀」の開設に至ることができました。本当にありがとうございます。

ご支援いただいた皆様のご厚意をこれから一人でも多くの患者さんご家族にお届けしていければと思っております。「ファミリーハウス佐賀」の運営には今後も皆様の末永いご支援を必要としています。どうぞよろしくお願い申し上げます。 

 

2017年6月1日

よかことしよう会 代表 松尾宗明

よかことしよう会のメンバー

「みんなで佐賀にファミリーハウスをつくりましょう」

ファミリーハウスとは

「ファミリーハウス」とは小児がん等の難病治療のために、遠方から基幹病院(佐賀大学医学部附属病院、佐賀県医療センター好生館、国立病院機構佐賀病院)に来ている子どもと介護する家族の疲れた心と身体を温かく迎え、滞在施設として使っていただく「もうひとつの我が家」のことです。

子どもが難病なったときに、親は一刻も早く専門の病院にかけつけます。遠くであれ、経済的に負担があろうと、わが子の命には変えられません。

これらの難病治療にあたる大都市の専門病院は、ほとんどが基準看護体制をとっており、面会終了後、親は子どもを病院に残し、ひとりホテル等で長い夜を過ごさなければなりません。病気のわが子のこと、家に残した家族のことが気になり眠れない夜が続きます。

さらに二重生活による経済的負担が重くのしかかって来ます。このように難病の子どもを抱える家族の闘病生活は筆舌に尽くしがたい苦労があります。

これらの子どもと介護する家族の精神的・経済的負担を少しでも軽減するため、ボランティアの力を結集して生まれたのが「ファミリーハウス」です。

利用者の方々が心安らげる「もうひとつの我が家」として、私たちは施設の充実を図りたいと願っています。

「よかことしよう会」は皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします。

 

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